うちのおばあちゃん(13)

午後2時ごろ、おばあちゃんに会いに行くと、洋服ではあったけど、ベッドに横になっていた。

「ぽんが来たよー」と顔を覗くと、目を見開いて「嬉しいなぁ~」と言う。

少し元気がない、外を眺めてぼーっとしている。

私の幼馴染から頂いたデコポンを見せる。2009070_

不思議な形にまた少し目を見開いた。

おばあちゃんは、「はっさく」とか「いよかん」が好きだったので、一緒に食べようと思って皮をむいた。柑橘系らしいさわやかな匂いが広がる。手についた香りをおばあちゃんの鼻の前にもって行き「いい香りだね!」というと感心したように頷くおばあちゃん。

私が幼い頃、こういう類の果物は、食べるのがめんどくさかったけど、よくおばあちゃんが甘皮まで剥いて、「ほら、食べなさい」と言ってくれたことを思い出した。

私もひざの上で、キレイに皮を剥いて、おばあちゃんの口に入れる。

「おいしいわね~」と食べてくれたおばあちゃん。

少しは恩返しが出来てるだろうか。

それでも少し食べると、もういらないと首を振った。

食欲がなくなっているのかな。

途中、看護師さんが顔を出して「やっぱりお孫さんが見えると表情が全然違うわ」と言ってくれた。本当かどうか私が居ないときの表情を見ていないからわからないけど、そう言ってもらえるのは嬉しいことだ。

「私がいるからおばあちゃん嬉しいんでしょ?」半ば強引な質問に、いつものように「当たり前よ」と満点な回答をくれる。

3時のおやつが運ばれてきた。「少しは食べないと」と職員さんが言っていたので、最近は食欲が落ちているんだろうな・・・。私が少しずつ食べさせた、途中、嫌がっても話をそらしてからなら、また食べてくれる。全部食べてくれたからよかった。

夕方になると体の震えがひどい、ずっと体が動いているから汗もびっしょり。

顔と首まわりを簡単に清拭することしかできないけど。

時折、せん妄なのか「猫が膝に飛び乗ったように見えた」と言ったり、なにかを追うように宙を見たりする。おかしいな・・・薬は飲んでないはずなんだけど。ひとまず「そっか、そっか。」と膝をさすって話を聞いておいた。

自分の意志とは別に動いてしまう体、疲れるだろうな。何度も深いため息をついている。ただ、私が心配そうな顔をすると「大丈夫よ」と笑顔を見せてくれる。こんなところはまだまだシャンとしているし、私に気を使っているんだろうな。

家族の前では、心配かけまいといつも気丈だ。

ずっと一緒に居てあげられればいいんだけど・・・。ごめんね。

今日もギュッっと手を握ってパワーを入れてきた。

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うちのおばあちゃん(12)

夕食の介助をした時。

体力も食欲もないおばあちゃんは、食べることに疲れてため息。

私:「おばあちゃん疲れちゃったの?!」

祖母:「はぁ・・・疲れた。」

私:「あらやだ!お嬢様なんだから!すぐお疲れになっちゃって!」

祖母:「疲れましたわッ。」

お嬢様風で切り返してくるおばあちゃん。おちゃめすぎる。

「もういらない」と言うおばあちゃんにあの手この手で、話題をそらしたり、一度お茶を飲ませたり、「これが最後の一口」と嘘つきながら、少しでも食べてもらいたい気持ちでスプーンを口に運んだ。

最近、よく咳き込むようになったのが気になる。

以前は私が帰る時、こちらが切なくなるほどずっと手を振ってくれていたのに、今では一度も振り返ってくれることはなくなった。首が固まってきてしまったせいもあるだろう、でも諦めの気持ちが大半。また違った切なさに胸が詰まる。

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うちのおばあちゃん(11)

所内は乾燥しているので、おばあちゃんに薬用リップを持っていった。

塗ってあげるとしっとりと艶が出た。

「おばあちゃん!プルプルな唇だよ!」と言うとまんざらでもなさそうだ。いつまでもレディでいるおばあちゃんの心を見習わなくては。

この日は、後輩が作ってくれた皮のデジカメケースを見せた。「手作りなんだよ!すごいでしょ?」と言うととても感心していた。おばあちゃん自身も手作りが好きで、なんでも作ったし、とても器用だったから、手作りの作品には興味があるみたい。

そして、そのデジカメを見せて、今まで撮った写真、中でも今年の初日の出を見せるととても感激した様子だった。

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「神様はどうやってこんなに素敵なものを作ったのかしら?」

おばあちゃんのそんな一言一言が、いつも私を驚かせる。

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うちのおばあちゃん(10)

いつも昼間に会いに行っているので気づかなかった体の震え。先日は夕食時に行ってみた。母から聞いてはいたけど夕方には疲れが出てくるのか、震えが出ている。自分では制御できない震えに諦めている感じ。疲れるだろうな・・・。体をさすって、食事介助をしてきた。あまり食欲はない。「あんまり食べてもらえませんでした」と職員さんに報告すると、「これでも食べてくれた方ですよ」と言ってくれた。うーん。

おばあちゃんに誕生日プレゼントであげた桜の造花。

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和紙で花瓶とメッセージカードも作って、目に届く場所においてある。

これが行く度、いろんな物語になる。

初めて渡したときには、「これ造花なの?!」と目を丸くしていた。

次は、「あんまりにキレイだから枝を1本折らせてもらったの。おばあちゃんが取って来たのよ。」とテヘヘッと笑った。

そして、「毎日毎日咲かないかなぁ~と眺めてたら、やっと咲いたの!」と喜んでいた。

認知症の人は、目の前にある事実が成立する記憶を持っていないため、自分でなんとか納得しようとがんばっていると授業で習った。

だから代表的な例として、財布が見当たらなければ、誰かが盗んだと納得しようとしてしまう。よく「財布が盗まれた」と言う話を聞くのは、こういう事情があるかららしい。

今のところおばあちゃんの物語は、とてもファンタジックで魅力的。私があげた100円の桜の造花ひとつでいろんな物語を聴かせてくれる。

おばあちゃんと過ごす時間はとても好きだ。

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うちのおばあちゃん(9)

そういえば・・・先日、おばあちゃんの主治医とやりあった話を書いたと思うが、なんとその後、「大きな病院で精密検査を受けた方がいいでしょうね」と驚きの発言をされた。

びつくりするー!!o(`ω´*)oプンスカプンスカ!!

高齢者は熱を出すから一般的な症状で、別にうるさく言う必要はないって言ったの誰ですか??

めまいがしたけど、前に進むしかない。

結局、震えが強く出てきたので、ビビッたんだろうよ。震えといっても救急搬送されたときほどではないし、私が行ったときには元気がないものの治まっていた。

とりあえず、私と母で紹介された病院へ連れて行った。

車への移乗も以前より楽になった。それは状態がよくなってるからなのか、悪くなってるからなのか。車椅子の生活に慣れたということは事実だと思う。

病院の待ち時間は長く、その間にトイレ誘導もして、きちんと出来た。これも介護の勉強をしてなければ気づかない部分だったかもしれない。外出する際に、私から職員に「トイレ誘導は何時にしてますか?」と聞いて時間を教えてもらった。

施設ではおばあちゃんは、トレーニングパンツを使用していて、いわゆる完全なオムツではない。トイレに連れて行きさえすれば用を足せるからだ。でも連れて行くことをしなければ自分からは言わない。教えてもらった時間に「おばあちゃんトイレ行っておこうか?」と言うと素直に「そうだね」と同意。ただ一緒にトイレに入る私に少し困惑した状態でもあった。自分で出来ると思っているからだ。全く自分で立ち上がることが出来ないので、ひとりでトイレは不可能。それが自分自身分かっていないのだ。「手伝うから大丈夫なんだよ」と言うと、困りながらも身を任せてくれた。おばあちゃんの気持ちを思うと胸が痛いが、今は深く考えないようにしている。

在宅介護をするということは、これが毎日毎日。負担が大きいのは否めない。「介護」についてはいろんな人の理解と協力が必要だと思う。きっといろんな人が今後「介護」と少なからず関わりがあることが出てくると思う。そんな時は抱え込まずに周りに話してほしいし、話を聞いてあげてほしい。私は母の話をたくさん聞いてあげなきゃいけない立場にあると思う。今、一番、精神的に辛いのは母だろうから。

結局、受診した結果は、以前と同じ。ほとんど検査もなく「パーキンソン症候群」と診断された。この薬を飲んで大変な副作用がでたことを説明すると、確かに難しい薬だから飲むなら頻繁に病院に通ってもらうことになるが、無理して飲むこともないとのこと。

危険を冒して劇的な回復を望んでるわけではないので、私は飲む必要はないと思う。

この春、一緒に桜を見ようね、おばあちゃん。

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うちのおばあちゃん(8)

またやってしまった・・・(´-д-`)

施設の主治医に噛み付いてしまった・・・(´-д-`)

今までも威圧的にこられると、スイッチオンしちゃう自分に気をつけてはいたんだけどねぇ。今回もやっちゃったよねぇ。

※長文、愚痴オンパレード↓

年齢や性別で判断してはいけないんだけど、おばあちゃんの現在の主治医は、70歳近いんじゃなかろうか・・・と思える女医さん。昔からきっとバリバリがんばってきたんだろうなーっていう感じで、専門的なことは医者に任せておけばイイってオーラがすごく出ている昔かたぎな人。

初めて会ったときにすぐに感じた。

微熱が出て、咳が出て、鼻声で、見たこともないほど両目から目やにがびっしりだったおばあちゃんの状況を聞きたくて、看護師さんに尋ねたら登場してきたこの女医さん。

私:「こんなに目やにが出ることもなかったから、免疫が落ちてるとかってことはありませんか?風邪引いて体力が落ちてるとかですかね?」

医師:(失笑)「免疫低下で目やにが出るってことはないですよ。熱も前から出る体質だったんじゃないですか?」

私:「熱を出すってことはほとんどありませんでしたけど。目やにや微熱の原因は特にないってことですかね?」

医師:「入所時の血液検査の結果がよかったからまだやってないんですよ。薬もあんまり飲ませたくないでしょ?だから飲ませていません。」

私:「今、検査が必要な状態ならして欲しいし、必要なら薬も飲ませて欲しいんですが?状況を見て検査の方お願いします。」

医師:「わかりました」

ということで、終わっていた話。

それから3週間、医師と顔を合わすことはなかったが、私が行くときはかなりの確立で微熱が出ていた。熱があると規定で入浴も出来ない。職員さんや看護師さんに聞いても上がったり下がったりだとのこと。

ケアマネさんにも現状を聞くと、「微熱があったり、脈が早いってこともあってリハビリも短時間しか出来ない」とのことだったので「先生にも言ってあるんですが、原因が知りたいから検査をしてください」とさらに念押し。

問題ない範囲ならリハビリをしっかりやってもらいたかった。日に日に筋力が弱っていくことがとても気になっていたから。

すると2日後、現れた医師。

医師:「熱ないですけど?」

いきなりそう言った。

私:「今日はないのかもしれないけど、ここ1ヶ月、私が来る度、発熱していましたけど?」

医師:「検査はしましたけど?問題ないですよ。」

私:「検査については、看護師さんもケアマネさんもご存じなかったですよね?」

医師:「あぁ、医療のことは全部私に聞いてください。」

私:「検査結果はそちらからは家族に伝えていただけないんですか?」

医師:「お会いしなかったから」

はー?!ヽ(●`Д´●)ノ

ハイ、キレた。

私は週1、ノブコ(母)は2日に1回は行っている。

だったら職員さんに伝言することもできただろー!

とりあえず、すぐさまケアマネにクレーム。

医師、ケアマネ、私で再度話し合い。

ここで初めて検査結果のカルテを見ながら説明してくれた。

どんな検査をして、どういう結果だったのか。

医師の失笑を交えながら・・・(# ゚Д゚) ムッカー。

問題がないならリハビリをもっと重視してやってもらいたい要望を伝えた。

医師:「それはそうね、私からリハビリ担当に伝えておきます。なんで勝手に判断して短縮したのかしら?一度医者に聞いてくれればよかったのに。」

ケアマネ:「脈が速かったので念のためだと思います。」

私:「立つのが怖いだけかもしれないですが、それは大丈夫なんですか?」

医師:「問題ないとは言い切れないからお望みならレントゲンでもなんでも検査しますけど?」

はー?!ヽ(●`Д´●)ノ

私:「・・・あの、それは私ではわからないことですよね?どんな検査が必要なのかは。私が感じるのはずっと鼻声だし、咳き込むことも多いし、熱も続いているから心配だといっているんです。」

医師:「あんまりお声を発さないから、鼻声とかはわからないんですよねぇ。」

私:「ですから、鼻声です。咳についてもお茶飲んだ後だったりしますけど、嚥下機能的な問題とかは大丈夫ですか?」

医師:「あぁ、それは問題ありませんよぉ。」(失笑)

医師:「大体、高齢者の方は熱みんな出ますよ?」

私:「じゃ、現在の祖母の状況も高齢者としては一般的で問題ないってことでいいんですね?」

医師:「そうじゃないですか?」

・・・頭が痛くなってきた・・・。

あんまり知ったかぶりするのもよくないだろうけど、ものすごい腹立たしいので、グイグイ責めた。

なんかおかしいよね??

私も威圧的なんだろうケド、先生なんかおかしいよね??

職員のことも、ケアマネのことも、看護師のことも下に見ている風だったし、自分ではなくその人達のせいだって感じだった。私のことも後で悪く言うんだろうな・・・。いいけどね。別に。

見かねたケアマネさんが最終的には話をまとめてくれた・・・いい人だった。

「高齢者だから」「仕方のないこともある」。

それはよくわかる。

正直、隅々検査して、例えばなにかが見つかっても、私は根本治療はいらないと思っている。いろんな意見があるだろうケド。余生を穏やかに過ごせばいい。

だからといって、弱っていく機能を「いいじゃん別にこのままで」とは思いたくもない。

私はどうだったら納得がいったのか・・・微熱が続いた時点ですぐに簡単な血液検査を実施して、簡単でも問題ないという結果をきちんと伝えて欲しかったんだと思う。

リハビリがうまくいっていない現状も、家族に説明して欲しかったんだと思う。

だったらすぐにリハビリに同席して、応援したのに。

運動機能が落ちてからじゃ、回復するのはとても大変だから。

職員、ケアマネ、看護師、医師、家族、みんなで一丸となりたかったんだと思う。

いろんな家族がいるのだろうけど、私は状況を知りたい。うるさいと思われても知りたい。

これ以上、あの医師とぶつかっても仕方ないと思う。病気の治療専門できているわけではないから、あの医師との信頼関係を築く必要もないのかもしれない。っていうか平行線だと思うし。

ケアマネさんに希望を伝えておこう。鬼の形相をしてしまったけど、穏やかな表情で・・・。それにしても疲れた・・・パワー吸い取られた。ふぅ。

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うちのおばあちゃん(7)

おばあちゃんのところに出かけたとき、いつもすることはマッサージや軽い運動、髪をとかしたり、保湿クリームを塗ったり。

それも週1回しかできない。でも、それが私の精一杯。

現在、リハビリは週2回行われているようだけど、体力が衰えているおばあちゃんに無理に運動させられないと言う判断から10分しか行えていないと言う。

うーん・・・。

病院から移ってきたことの、メリットデメリットで言えば一番のデメリット部分。病院であれば医師の管理の下、ほぼ毎日1時間程度のリハビリをしていた。平行棒を使って歩行が少しずつ出来るまでいっていたけど、ここにきて、めっきり運動量が減り、鉛のよろいを着たようにダルそうにしているおばあちゃん。仲良くなった病院の理学療法士さん(リハビリ担当)が「もう少し回復させてから退院させたかった」と言った言葉が今ではよく理解できる。

萎えた筋力では自分の頭すら支えられずに、首が右に傾き、背骨も曲がる。握力も落ち、あごの力もなくなってきて、旨くしゃべることすら難しそうだ。最近ではよく咳き込むようになった。嚥下機能(飲み込む力)が低下してきている証拠かもしれない。負のスパイラル。

日々の運動の大切さを身にしみて感じる。

ただ、施設スタッフさんもよくしてくれていることは十分わかっている。家族の変わりに日常を過ごしてくれている。本当に大変なことを全部ひきうけて仕事としてプロとして行ってくれている。ありがたい。

ほかの利用者さんが泣きながら帰りたいとか、息子を探しているとか、そういうことを聞くたびに、頷きながら無視しなければならない現実に胸が苦しくなる。

いつもいつも帰りの車で考える。

どうしたら穏やかな気持ちで過ごしてもらえるのだろう。

「考えることをやめにした、全部諦めている」といったおばあちゃんの言葉が突き刺さる。

少しでも私のパワーがおばあちゃんを穏やかに出来れば・・・そう思って足のマッサージを始める。車椅子に座り続けているおばあちゃんの足のむくみはひどい。靴下のラインがくっきりとついてしまっている。初めて見る妹はビックリ!

それでもマッサージを始めるとみるみるむくみが取れていった。

私の手があまりにも冷たいので、おばあちゃんは「冷た~いッ、もういいよ、大丈夫」というのだけど、妹に代わるとポカポカして気持ち良さそうだった。妹の手はとても温かい。

私:「ゴッドハンドだね、神の手だね。」

妹も一生懸命マッサージしてくれた、つるんとしたきれいな肌のおばあちゃん。

その後は手を上げたり、背筋を伸ばしたり、社交ダンスのように手をつないで引っ張り合ったり。

妹:「毎日出来るといいんだけど・・・。」

妹も毎日遠い通勤距離を通い、バリバリ仕事をして、たまの休みにこうして一緒に過ごしてくれているだけでも、ありがたいことだ。

私たちが出来ることは、おばあちゃんと一緒にいるこの時間をまず自分たちが楽しむこと。また来たい、そう思うことだと思う。

いつものように手を握ってパワーを入れる。

妹がおばあちゃんの手を握ったとき

私:「おばあちゃん、○○○(妹)のパワー吸い取っちゃえ!」

と言うと、大きく口を開けて、ガブリンチョ!と食べちゃいそうな顔をするおばあちゃん。

そんなお茶目でキュートなところがたまらない。

また会いたい、もっと話したいと思えるところだ。( ´艸`)プププ

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うちのおばあちゃん(6)

おばあちゃんの87歳のお誕生日。

妹と一緒におばあちゃんに会いに行ってきた。

昨年末から微熱が続いたり、活動範囲が狭まって、目に見えてからだの動きが悪くなってきている。あれだけシャンとしていた背筋もすっかり曲がってしまった。

それでも、遠くからでも私たちを見つけて、手を高く上げて、「ここだよ」と呼んでくれた。

私たちよりも早く気づいてくれる。

それだけ来るのをいつも待ってくれているんだろうな・・・。

そして周りの人に「うちの孫」と少し自慢げに説明している。かわいい(*´ェ`*)

プレゼントにはそれほど大それたものはあげられなかったけど、妹と私でそれぞれ手紙を書いた。声に出して読んでくれた。87歳であることに驚くお茶目なおばあちゃん。

私は手紙に100円均一の桜の造花を添えた。(和紙で花瓶的なものも作成)

とーっても喜んでくれた。(*´ェ`*)

写真を撮っても桜に夢中でカメラ見てくれない(;´▽`A``

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↑マスクをあごにかける私と桜に夢中なおばあちゃん。

おばあちゃんは桜が大好き。

いつの季節でも「桜が見たいなぁ・・・」と昔から言っていた。

私たちは、春になれば桜が咲く、当たり前のくり返しも、おばあちゃんにとっては、次の桜は見れるかな?と特別なものなのだと教えられた。

「本物が咲いたらお花見に行こうね」

手紙には大きく書いておいた。

ホントだよ、春になったら、お花見に行こうね。

お誕生日、おめでとう。大好きなおばあちゃん。

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うちのおばあちゃん(5)

今日は、おばあちゃんに会ってきた。

微熱が続いているらしく氷枕して寝ていた。

・・・私が風邪をうつしたんじゃなかろうか。

お殿にこっぴどく叱られた。しょぼぼぼぼん。(/□≦、)

私が気にしていると、鼻声で「なに言ってるの、大丈夫よ。」と言ってくれる。

庇ってくれるのは、おばあちゃんだけだ。ごめんね。

とりあえず、先日見たドラマ「東京大空襲」の話をした。

ぽん:「あの時代、おばあちゃんが生き延びてくれたから、お母さんがいて、私がいるよ。おばあちゃん、ありがとう。」

祖母:「どういたしまして。」

かわいらしいなぁ、おばあちゃんってば。

寝ているからか関節が固まってきている気がする、ベッドの上でマッサージ。

栄養不足と免疫低下からか、目やにと肌の乾燥も。

目やにを拭いて、顔にクリームを塗る。

不思議と身なりを整えると元気に見えてくる。自己満足だけど。

栄養ドリンクとチョコをおいしいと言って食べてくれた。

いつものように帰り際には手を握って「おばあちゃんにパワー入れてくよ」と言うと、ヒュッっとそれを飲み込む真似をして「飲み込んじゃった」と笑う。

今年はいろいろ辛い思いをさせちゃったね。

今も慣れない環境で、ストレスをたくさん感じて、毎日を過ごしていると思う。

ごめんね、おばあちゃん。

来年は、もっともっと、良い年になるといいね。

私の努力でなにか変わるなら、やれるだけのことするからね。

そういう思いがなにかを変えてくれると思うから。

今年最後の帰り道、いろんな気持ちで車を走らせた。

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うちのおばあちゃん(4)

おばあちゃんのいる施設でクリスマス会が催された。

クリスマス実行委員会なる職員の方が一生懸命企画してくれたパーティー。

家族を招待してくれて、ゲームや抽選、ケーキバイキングなんかがあった。

私とノブコ(母)で参加。

行った時には、ちょうど近所の中学校の吹奏楽部の子達が演奏をしてくれていた。

周りにたくさんの利用者の方が車椅子に乗って三角帽子をかぶって並んでいた。

正直、ちょっと異様な光景。

うーん、ま、イベントだからね。仕方ないんだけどね。

職員たちもサンタさんやトナカイさんの着ぐるみ着てくれてるしね。

おばあちゃんをいち早くノブコが発見。

いた!三角帽子かぶってる!

かわいい~ヽ(´▽`)/

三角帽子、よし!ありだ、あり。

一進一退だけど、うちのおばあちゃんは最高に素敵です。

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